『幕が上がる』は、こまばアゴラ劇場でも売っています

2014年11月08日

 ブダペストの上演、無事終わりました。1回だけの公演なので、階段にまで溢れる超満員でした。

ブダペスト141108

今日はロボットを主題にしたプレトーク、本番、アフタートークと盛りだくさんでした。
アフタートークを終えて、外に出ると、フランスを代表する振り付け家ジョセフ・ナジが、普通にタバコを吸っていてビックリ。彼はセルビア生まれだけど、ハンガリーで舞台の教育を受けていて、こちらにも家がある。今日、私の舞台を観ていたのは、まったく知りませんでした。一緒に食事に行って、作品もすごく誉めてくれました。
 幸先のいいスタートで、いよいよ、本丸のフランス公演へ。

さて、『幕が上がる』に戻ります。
 有安さんに、本を誉めてもらいました。ありがとうございます。

有安141108

http://ameblo.jp/ariyasu-sd/entry-11949507773.html

 本当は、以下のことを最初に書けば、うちの劇団としてはたくさん儲かったと思うのですが、たぶん事務所が対応しきれないので、当初、書くのを見合わせていました。文庫化決定、文庫の予約開始、単行本の新しい帯も決定という流れを受けて、一応、ご説明だけしておきます。

『幕が上がる』は各地で売り切れになり、ご迷惑をおかけしています。amazonで中古品が3,000円とかで売られているのを見ると心が痛みます。
 もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、『幕が上がる』は青年団のサイトからも買えます。そして青年団には在庫があります。ただし、通販で申し込まれると、うちは家内制手工業の劇団なので、発送までにすごく時間がかかります。うちに申し込まれるよりは他の書店で申し込まれる方がいいかと思います。amazonは文庫本の予約のみで、もう単行本の受け付けはしてないのかもしれませんが。
 うちから送れるのは古い既存の帯です。
 それでも、早く読みたいという方は、劇団の事務所が入っているこまばアゴラ劇場4F事務所まで来ていただくのが、一番確実です。

http://www.komaba-agora.com/

 できたら、本を買いに来るだけではなく、芝居も観ていってもらえるとありがたいです。いまは競泳水着という劇団さんが公演をしています。
 実は、このこまばアゴラ劇場も、『幕が上がる』のロケ地になりました。原作を読むと、どの場面というのはだいたい想像できるかと思いますが。

 混乱を避けるために、以下のことも、念のため告知しておきます。

 青年団の次回公演は、

11月22,23日 東京藝術大学 『さようなら』 残席わずか
11月29日 明星大学 『銀河鉄道の夜』 完売

です。『銀河鉄道の夜』は、『幕が上がる』の劇中に登場する作品です。なお、どちらの公演も大学内での上演なので物販はありません。

さらに、12月には、『サンタクロース会議』の西日本ツアーがあります。こちらは、各会場で物販もあります。文庫本は、劇団に入荷次第販売の予定です。ご来場をお待ちしています。