こまばアゴラ劇場のフランチャイズ劇団である青年団には、平田オリザ以外にも、多くの若手演出家、劇作家が所属しています。 劇場に劇団が本拠地を置き、そこに俳優が雇用され、多くの演出家が出入りをするという当たり前の「劇場」の姿を、きちんと定着させていきたいと、私たちは考えています。 青年団では、劇団員誰もが公演企画を提出することができ、その中から審査を通ったものが若手自主企画として上演されます。さらに、観客の一定の評価を得た集団が、「青年団リンク」としてユニットを作り、やがて劇団から独立して独自の活動を行います。
 

青年団リンク(2018年6月現在)

 

青年団より独立したカンパニー(2018年6月現在)

 

演出部・劇団員の主な受賞歴

2024年 宮崎玲奈の主宰する劇団 演劇カンパニー ムニ(MUNI)、⻄⽥悠哉が主宰する 劇団不労社が、第1回「日本みどりのゆび舞台芸術賞」HOPE賞を受賞。

2022年 福名理穂 『柔らかく搖れる』で第66回岸田國士戯曲賞を受賞。

2020年 玉田真也 『JOKER×FACE』で第8回市川森一脚本賞を受賞。

2020年 谷賢一 「福島三部作 第1部『1961年:夜に昇る太陽』第2部『1986年:メビウスの輪』第3部『2011年:語られたがる言葉たち』」で第64回岸田國士戯曲賞を受賞。

2020年 谷賢一 「福島三部作 第二部『1986年:メビウスの輪』」で第23回鶴屋南北戯曲賞を受賞。

2019年 菅原直樹(俳優) 「老いと演劇」 OiBokkeShi での活動が評価され、2019年度(第1回)福武教育文化賞受賞。

2019年 綾門優季 第10回せんがわ劇場演劇コンクール参加作品『蹂躙を蹂躙』で劇作家賞を受賞。

2019年 菅原直樹(俳優) 「老いと演劇」 OiBokkeShi での活動が評価され、奈義町文化功労賞を受賞。

2019年 菅原直樹(俳優) 世界ゴールド祭での『よみちにひはくれない』の上演で、第20回岡山芸術文化賞を受賞。

2019年 山内健司(俳優) 『ATO SAN NEN』でバレンシア映画祭 最優秀演技賞を受賞。

2019年 菅原直樹(俳優) 『よみちにひはくれない』ほかの成果として、芸術選奨文部科学大臣賞新人賞(芸術振興部門)を受賞。

2019年 大池容子 『バージン・ブルース』で希望の大地の戯曲「北海道戯曲賞」大賞を受賞。

2019年 山内晶 『朽ちた蔓延る』で第18回AAF戯曲賞 大賞を受賞。

2018年 山内健司(俳優) 『ATO SAN NEN』でショートショートフィルムフェスティバル2018 インターナショナル部門ベストアクター賞を受賞。

2018年 深田晃司 フランス共和国文化通信省より芸術文化勲章シュヴァリエ(騎士)を受勲。

2018年 髙山さなえ 『馬留徳三郎の一日』で第7回近松賞を受賞。

2017年 山内晶 『白痴をわらうか』で第17回AAF戯曲賞 特別賞を受賞。

2017年 松村翔子 『青い鳥』で利賀演劇人コンクール2017・優秀演出家賞 一席を受賞。

2017年 深田晃司 『淵に立つ』の成果として、第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞(映画部門)を受賞。

2017年 吉田小夏 『海の五線譜』で希望の大地の戯曲「北海道戯曲賞」優秀賞を受賞。

2016年 深田晃司 『淵に立つ』で「エル シネマ大賞2016」ベストディレクター賞を受賞。

2016年 山田百次 『珈琲法要』で札幌劇場祭TGR2016 大賞を受賞。

2016年 柳生二千翔(無隣館) 『ささやきの彼方』で第4回せんだい短編戯曲賞 大賞を受賞。

2016年 深田晃司 『さようなら』(原作:平田オリザ)でマドリッド国際映画祭 ディアス・デ・シネ最優秀作品賞を受賞。

2016年 深田晃司 『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭[「ある視点」部門]審査員賞を受賞。

2015年 綾門優季 『不眠普及』で第3回せんだい短編戯曲賞 大賞を受賞。

2015年 早坂彩(無隣館) 『イワーノフ』で利賀演劇人コンクール2015 優秀演出家賞 二席を受賞。

2014年 深田晃司 『ほとりの朔子』で第28回フリブール国際映画祭 タレントテープアワードを受賞。

2014年 杉山至(舞台美術家) 風琴工房『国語の時間』、てがみ座『空のハモニカ』の美術で第21回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞を受賞。

2013年 多田淳之介 『가모메 カルメギ』で第50回東亜演劇賞 作品賞・演出賞・視聴覚デザイン賞を受賞。

2013年 谷賢一 『最後の精神分析』で文化庁芸術祭優秀賞を受賞。

2013年 谷賢一 『最後の精神分析』で第6回小田島雄志翻訳戯曲賞を受賞。

2013年 深田晃司 『ほとりの朔子』で第17回タリンブラックナイト映画祭 最優秀監督賞を受賞。

2013年 深田晃司 『ほとりの朔子』で第35回ナント三大陸映画祭[コンペティション部門]金の気球賞(グランプリ)&若い審査員賞を受賞。

2013年 綾門優季(無隣館) 『止まらない子供たちが轢かれてゆく』で第1回せんだい短編戯曲賞 大賞を受賞。

2013年 岩井秀人 『ある女』で第57回岸田國士戯曲賞受賞。

2012年 岩井秀人 『生むと生まれる それからのこと』で第30回向田邦子賞を受賞。

2011年 深田晃司 『歓待』で第3回TAMA映画賞 最優秀新進監督賞を受賞。

2011年 深田晃司 『歓待』で第15回プチョン国際ファンタスティック映画祭 NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞。

2011年 松井周 『自慢の息子』で第55回岸田國士戯曲賞を受賞。

2010年 深田晃司 『歓待』で第23回東京国際映画祭[日本映画「ある視点」部門]作品賞を受賞。

2010年 柴幸男 『わが星』で第54回岸田國士戯曲賞を受賞。

2009年 深田晃司 『東京人間喜劇』で大阪シネドライヴ2010 大賞を受賞。

2008年 深田晃司 『ざくろ屋敷』で第3回KINOTAYO映画祭 ソレイユ・ドール新人賞を受賞。

2004年 吉田小夏 『初雪の味』で若手演出家コンクール2003[作・演出部門]審査員特別賞を受賞。

2001年 宮森さつき 『十六夜 -いざよい-』で第1回近松賞優秀賞を受賞。

2000年 宮森さつき 『五月の桜』で北海道戯曲コンクール大賞を受賞。