青年団公演

ヨーロッパツアー2008

『東京ノート』パリ公演、ブリュッセル公演、ハル公演

作・演出:平田オリザ

会場:ヨーロッパ各所

こまばアゴラ劇場 2007年 ©青木司

こまばアゴラ劇場 2007年 ©青木司

1995年に第39回岸田國士戯曲賞を受賞、その後9カ国語に翻訳され、世界各国で様々な形での上演が相次ぐ、青年団の代表作『東京ノート』の6年ぶりのヨーロッパツアーです。
フランス・パリでのフェスティバル・ドートンヌ参加を皮切りに、今年3月に上演された『S高原から』が大盛況をおさめたベルギー、イギリスと、3都市を巡ります。
どうぞご期待ください。

東京ノートについて

『東京ノート』という芝居は、その題名が示す通り、小津安二郎監督の名作『東京物語』が、モチーフになっています。『東京物語』では、年老いた両親の上京の風景が延々と描かれるわけですが、この『東京ノート』では、美術好きの長女の上京を機に、バラバラに暮らしている兄弟が、都下のとある美術館に集まってきます。もちろん彼/彼女らには、それぞれの生活があり、苦しみがありますが、目下、彼/彼女らの共通の関心事は、親の面倒を誰が見るかという事だけです。もう一つの背景として、この作品では、遠く欧州の地で、たいへんな戦争が起こっているようです。しかし、ここに集う人々は、それぞれの問題、それぞれの生活を語るのみで、あたかも世界史の大変動とは無縁にみえます。
演劇が、人間の精神の振幅を描く装置であるとするなら、この作品は、その精神の振幅の、もっとも微細なところを炙りだそうという試みだったのかも知れません。国家間の大きな衝突と、家族という最も小さな集団の葛藤と、その二つの混沌のなかで、静かに揺れ動く何ものかを、見つめていただければ幸いです。
近未来の美術館を舞台にした『東京ノート』は、家族や人間関係の緩やかな崩壊を描いた作品として、90年代演劇を代表する作品として、国内外で高い評価を得ています。

出演

山内健司 ひらたよーこ 松田弘子 足立 誠 山村崇子 たむらみずほ 
辻美奈子 小河原康二 秋山建一 松井 周 太田 宏 能島瑞穂 大塚 洋 
鈴木智香子 大竹 直 荻野友里 河村竜也 後藤麻美 長野 海 森内美由紀

スタッフ

舞台美術:杉山至
照明:岩城保
字幕:西本彩
舞台監督:播磨愛子 佐山和泉
制作:林有布子 西尾祥子

お問い合わせ

青年団

 03-3469-9107
  助成:平成20年度文化庁国際芸術交流支援事業
   平成20年度東京都芸術文化発信事業

会場

日時

WEB

会場

日時

WEB

会場

日時

WEB