無隣館若手自主企画vol.15 柳生企画

『メゾンの泡』

作・演出:柳生二千翔

2017年1月7日(土) - 1月11日(水) 8ステージ

会場:アトリエ春風舎

撮影者:© blanClass 撮影年:2015年

撮影者:© blanClass 撮影年:2015年

メーデーメーデー。
ここは土の中で、みんなが愛し合い、未来を想い、そして、 死者の帰るところ。

地上は汚染されて健康的に暮らすのが困難になった時代。
ほとんどの人間は地下の巨大な集合住宅に居を構えているが、 部屋の数が限られているため、一定の住民税を支払えない市民たちは引き続き地上での暮らしを余儀なくされていた。
階層が上なほど社会的立場が低く、下にいくほど高い。


上層エリアに住む京子は、心が離れてしまった夫と家庭内別居中。
単身では地上行きになりかねないため、互いに離婚を切り出すこともできない。
そんな中、難民支援法の恩恵を受けて、上階に地上人の男が住み始めた。
外から来た彼に興味を持つ京子だったが、やがて自分との間に底知れない溝を感じるようになる。


人類の未来と希望が託されたこの建物は、今日も増改築を繰り返し、地下へと伸び続けていく。

柳生二千翔(無隣館/女の子には内緒)

1993年生まれ。愛媛県松山市出身。演劇ユニット『 女の子には内緒』主宰で、作/演出を担当。何気ない日常の中に潜む物語を構成し、「 この街にいるかもしれない」市井の人々を描きながら、 分かりえない他者との気づきや繋がりを探している。
演劇を主軸に置きつつも、映像美術家・山城大督や音楽家・ 蓮沼執太の製作に参加する等、 様々な分野をまたぎながらボーダーレスに活動中。 第4回せんだい短編戯曲賞最終候補に選出(2016)。

出演

うらじぬの 鶴田理紗 林 ちゑ 吉田 庸(以上、無隣館)

スタッフ

舞台監督:伊藤 毅(青年団)
舞台美術:美山 有
照明:山岡茉友子(青年団)
音楽/音響:佐藤颯太
衣装:宮坂美穂
宣伝美術:内田 圭
記録写真:三浦雨林(隣屋)
制作:水谷円香
制作補佐:笠島清剛(青年団)
総合プロデューサー:平田オリザ
制作協力:木元太郎(アゴラ企画)
技術協力:大池容子(アゴラ企画)

日時

2017年1月7日(土) - 1月11日(水) 8ステージ

1月7日 15:00 19:30
8日 14:00 18:30
9日 14:00 18:30
10日 19:30
11日 14:00
受付開始=開演の30分前、開場=開演の20分前。
会場

アトリエ春風舎

東京メトロ有楽町線・副都心線/西武有楽町線「小竹向原」駅 下車4番出口より徒歩4分
東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1 [google map]
tel:03-3957-5099(公演期間のみ)

※公演期間以外のお問い合わせはこまばアゴラ劇場(03-3467-2743)まで。
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。
料金

予約:2,200円
当日:2,500円
18歳以下 (予約・当日とも):1,000円
初日割(1/7のみ) 予約:2,000円  当日:2,300円

*日時指定・全席自由席・整理番号付き
*18歳以下の方は、 当日受付にて年齢を確認できるものをご提示ください。
*開演5分前までに受付をお済ませください。(開演5分前を過ぎますと、ご予約を取り消しさせて頂く場合がございます)
*未就学児はご入場いただけません。
チケット
発売日

2016年11月20日(日)

チケット
取り扱い

青年団

 03-3469-9107 (12:00 - 20:00)
お問い合わせ

青年団

 03-3469-9107(12:00 - 20:00)
  企画制作:青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
協力:女の子には内緒、劇団子供鉅人、世田谷シルク、隣屋、白昼夢、(有)レトル、舞台美術研究工房六尺堂
助成:平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業