無隣館若手自主企画vol.13 早坂・福嶋企画

『水はけのよい土地』

作:福嶋芙美 演出:早坂 彩

2016年9月9日(金) - 9月12日(月) 6ステージ

――――「それでも人は物語を描き続ける。」
笑った上で、こっそりでもいい、あなた自身の造りあげた物語を紐解いてほしい。

 

ふと思い出す幼い頃の記憶は、ときに朧げで断片的である。
けれど、その記憶は身体のどこかに刻まれているかのように確信に近い。

 

一日のうち何時間も一緒に時間を過ごしている同僚やクラスメートのこと、実際にどれくらい知っているんだろう。
わたしたちは身近な他人の頭のなかを、想像でしか補えない。

 

人は日々、自分の信じる物語を捏造して生きている。
否、そうして生き行くしかない。

 

この物語にでてくる人たちが、彼らなりに紡いだ物語を、嘘だと笑ってもいい。
これは演劇で、フィクションだから。

 

(演出:早坂 彩)

撮影者氏名:中尾栄治 撮影日:2015年8月23日

撮影者氏名:中尾栄治 撮影日:2015年7月23日

無隣館若手自主企画vol.13 早坂・福嶋企画

無隣館で出逢った二人の女性<作家・演出家>による自主企画。 過去、脚本・演出を兼ねて作品を作ってきた二人が、協働して作品作りに臨む。 二人の共通点をあげるとすれば、多少音楽にあかるいこと、 演劇を通じて、「時間の移ろい」や「不在の齎す(もたらす)負荷」など、目に見えないものを描こうとしているところにあるかもしれない。 二人の<作家・演出家>が出逢い、アトリエ春風舎で何が生まれるのか。

出演

小田原直也 北村汐里 永山由里恵 船津健太(以上、無隣館)

スタッフ

ドラマトゥルク:朝比奈竜生(青年団)
舞台監督:堀川 炎(青年団)
舞台美術:中村友美
照明:松本 永(eimatsumoto Co.Ltd.)、有岡幸子(株式会社ルポ)
音響:蓮尾美沙希
写真:福島奈津子
宣伝美術:山科有於良
制作:蜂巣もも(青年団)
総合プロデューサー:平田オリザ
制作協力:木元太郎(アゴラ企画)
技術協力:大池容子(アゴラ企画)

日時

2016年9月9日(金) - 9月12日(月) 6ステージ

9月9日 19:30★
10日 14:00 18:00★
11日 14:00 18:00
12日 14:00
受付開始=開演の30分前、開場=開演の20分前。

★=終演後、アフタートークを開催

9月9日(金)19:30 山崎健太氏(演劇研究・批評)
9月10日(土)18:00 松井 周氏(劇作家・演出家・俳優/サンプル主宰)
会場

アトリエ春風舎

東京メトロ有楽町線・副都心線/西武有楽町線「小竹向原」駅 下車4番出口より徒歩4分
東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1 [google map]
tel:03-3957-5099(公演期間のみ)

※公演期間以外のお問い合わせはこまばアゴラ劇場(03-3467-2743)まで。
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。
料金

予約・当日ともに2,000円

*日時指定・全席自由席・整理番号付
*未就学児童はご入場頂けません。
チケット
発売日

2016年7月23日(土)

チケット
取り扱い

青年団

 03-3469-9107 (12:00 - 20:00)
お問い合わせ

青年団

 03-3469-9107(12:00 - 20:00)

WEB  http://hayafuku.tumblr.com/
『水はけのよい土地』 twitter公式アカウント:@hayafuku12
  企画制作:青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
協力:トレモロ、舞台美術研究工房六尺堂
助成:平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業