青年団若手自主企画 vol.19

第一回近松賞優秀賞受賞作品

『十六夜-いざよい-』

作:宮森さつき 演出:多田淳之介 

会場:アトリエ春風舎

『十六夜-いざよい-』イメージ写真

『十六夜-いざよい-』イメージ写真

中秋。夜。
アパートの一室に人々が集まって来る。
部屋の主・孝一、その姉・道子。姉の同僚・水島と孝一の恋人・由佳。
そして、今は亡き、姉の友人・奈々。
ためらうという意味を持つ十六夜の月のもと、奈々はかつての友人・道子にだけは、決して姿を現そうとしない。
持ちこたえられそうにない夜、彼らは何を恐れ、何を思い、何を決意するのか。
月の光に照らされた、一夜の人間模様。

常的な時間の中にするりと非日常を忍び込ませ、淡彩で美しい時間を描く劇作家・宮森さつきと、 「演劇」という構造自体がもつ特性を巧みに用い、常に先鋭的な作品を発表している演出家・多田淳之介。
二人の初の共同作業の試みに、どうぞご期待ください。

宮森さつき 青年団演出部所属

処女作「五月の桜」が平成12年度北海道戯曲コンクール大賞を受賞。平成14年に鐘下辰男(演劇企画集団 THE・ガジラ)演出で上演される。平成13年「十六夜-いざよい-」が第一回近松賞優秀賞受賞。上演は本公演が初となる。


多田淳之介 青年団演出部所属

東京デスロック主宰・作・演出。
俳優としても動物電気に所属し、ポツドール、劇団宝船等他劇団への客演も積極的に行っている。若手自主企画Vol.14「男優」作・演出。

出演

辻美奈子 端田新菜 古屋隆太 石橋亜希子 村井まどか

スタッフ

照明:岩城 保
舞台美術:鈴木健介
宣伝美術:多田淳之介
総合プロデューサー:平田オリザ

日時
2月11日 金・祝 19:30
12日 15:00 19:00
13日 15:00 19:00
14日 19:30
15日 15:30 19:30
受付開始=開演の30分前、開場=開演の20分前。
会場

アトリエ春風舎

東京メトロ有楽町線・副都心線/西武有楽町線「小竹向原」駅 下車4番出口より徒歩4分
東京都板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1 [google map]
tel:03-3957-5099(公演期間のみ)

※公演期間以外のお問い合わせはこまばアゴラ劇場(03-3467-2743)まで。
※会場には駐車場・駐輪場がございませんので、お越しの際は公共交通機関をご利用ください。
料金

予約・当日=1,500円 

*日時指定・全席自由席・整理番号付
*芸術地域通貨ARTS(アーツ)でもご観劇いただけます。
 (1ARTS=1円で使用できます。ARTSとは、桜美林大学内の演劇施設で施行されている地域通貨です。)
チケット
発売日

2005年1月10日(月・祝)

チケット
取り扱い

青年団

 03-3469-9107 (12:00 - 20:00)
お問い合わせ

青年団

 03-3469-9107(12:00 - 20:00)
  企画制作:青年団/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場