このプロジェクトでは、異なる時代の異なる状況で書かれた３つの短い一人芝居の連続上演を、イギリスの小劇場演劇などで盛んに行なわれている“ディヴァイズ”と呼ばれるスタイルのパフォーマンスを織り交ぜながら構成します。

さらに今回の公演の大きな特徴として、画家・加藤英人による絵画数十点が劇場に配置されます。その独特の空間の中で芝居が進行していきます。

演出は青年団演出部所属の田野邦彦。大学院時代をロンドンで過ごしイギリスにおける正規の演劇教育を受けるかたわら、現地で作品を演出するなど国際的な活動経験を持っています。今回の公演が田野にとって青年団との初めてのプロジェクトになります。どうぞご期待ください。