「わたしたちにできる、10のこと」
~【社会/教育/演劇】を越境してつなぐ、新作ワークショップ発表会。~
【プロジェクト・リーダー】 平田オリザ(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授、青年団主宰) 【プログラム・ディレクション】 田野邦彦(青年団演出部)、わたなべなおこ(あなざーわーくす主宰) 人と人との繋がりが今ほど切実に必要な時代は、かつてなかったかもしれません。 ワークショップという場は、多様な価値観を持つ人たちとの共有体験を通じて「コミュニケーション」の力を育むという観点から注目を集めてきました。そして今、私たちは多くの人がひとつの場に集まり繋がりあうことじたいに大きな意味と力があることを知っています。 こまばアゴラ劇場は過去2期に渡ってワークショップの研究会を実施し、確かな社会性を持ってワークショップの現場で活躍することができる多くの演劇人を輩出してきました。そして2010年度からはあらたに若手演劇人や教育関係者を対象にした<演劇ワークショップ・ファシリテーター養成講座>をスタートさせました。参加メンバーは個人/グループでオリジナルの演劇ワークショップ・プログラムを作成すること、ファシリテーションの技術を磨くことと同時に、演劇と「教育」や「地域」を繋ぐ意義と効果、あるいは課題についてディスカッションを重ね、アーティストにとっての責任と社会性を見据えて活動してきました。 この度<演劇ワークショップ・ファシリテーター養成講座>はこの1年間の成果発表として、参加メンバーが作成した新作オリジナル・ワークショップを集めたイベント「わたしたちにできる、10のこと」を開催致します。それぞれのワークショップはメンバーそれぞれの演劇観を基本的な立ち位置としながらも、様々な背景を持った人たちとの繋がりから生まれるものを大切にしています。 また今回は、2時間のワークショップと1時間の公開振り返りをひとつのパッケージとしており、受講者の方々との対話を通じて、繋がりを社会実装へと繋ぐ可能性を探っていきたいと考えています。 多くの方の参加をお待ちしております。 【特設ブログ】http://10thingswecando.blog27.fc2.com/ 【日時】5月3日(火・祝)、4日(水・祝)、8日(日)、22日(日)、29日(日) 午前=11時~14時/午後=15時~18時 【会場】3331 Arts Chiyoda (アーツ千代田) BFエイブルアート・スタジオ 〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14 (旧錬成中学校) http://www.3331.jp/access/ 東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分 千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分 都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口より徒歩6分 JR御徒町駅南口より徒歩7分/秋葉原駅電気街口より徒歩8分 【定員】ワークショップ=各回20名/シンポジウム=40名 【参加費】無料 (ワークショップ、シンポジウムともに)※要・事前予約申込み 【参加申込・問い合わせ】 メール=wsfacilitator@gmail.com 電話=080-1061-0137 担当:わたなべ ※希望するワークショップの日時、タイトル、参加者氏名、連絡先(電話番号またはメールアドレス)を必ずお知らせください。 折りかえしご連絡いたします。 【プログラム】 ・各ワークショップ・プログラムは<ワークショップ2時間+公開振り返り1時間=合計3時間>で構成されています。 ・各ワークショップの記載にある【主な対象】はあくまで参考であり、いずれも対象の制限に関わりなく、どなたでもご参加いただけます。 ◆5月3日(火・祝) 11:00~14:00 A. あんぜんファンフェアーズの『演劇創作型あんぜんワークショップ ~かわせ!逆転!キキイッパツ!~』 【メンバー】武田信彦(うさぎママのパトロール教室)、田野邦彦(青年団演出部)、わたなべなおこ(あなざーわーくす) 【主な対象】小学4年生以上、一般の方 演出家2人と安全インストラクターが手を組んで2010年から活動しているユニット。「カッコよく逃げる技(攻撃を一切行わない護身術)」とコミュニケーションを駆使すれば、いざというときやピンチにあったとき、自分で自分の身を危険からまもることができます。シンプルで効果的な“逃げる技”をマスターして、それを活用したシーンの創作と発表を行うことで、実践的な身をまもる技術とコミュニケーション能力のスキル、安全に対するモチベーションがアップします。 15:00~18:00 B.『クロスワード風台本で気軽に演劇体験』 【メンバー】永井秀樹(青年団)、中野三希子(SPAC – (財)静岡県舞台芸術センター)、森内美由紀(青年団)、菅原直樹(青年団) 【アドバイザー】綾田將一(terrace) 【主な対象】高校生以上の一般の方 よく知らないスポーツやゲームはあまり興味をそそられませんが、少し知るだけでも一気に面白くなり関心が高まります。演劇もまた同様に、創作の現場を知ることで「観てみよう」「やってみよう」と興味が湧いてくるはずです。このプログラムでは非常にシンプルな「クロスワード風台本」を使って、普段演劇にふれる機会が少ない方も演劇の創作から発表までを、身近に楽しく体験することができます。また自分とは異なるいろいろな価値観や考えを持つ人たちとのものづくりを行うことで、日常生活の中で役立つコミュニケーションのスキルや力をつけることができます。 ◆5月4日(水・祝)
11:00~14:00 C.『え、そんなこと考えてたの?』 【メンバー】村井まどか(青年団) 【主な対象】介護職など人と関わる仕事をされている方、中学生以上の一般の方 二人で会話をしなくてはならないような、人によっては気まずい状況の時に、自分や他人は実際何を考え、感じながら会話をしているのでしょうか? 演劇創作を通してそれらを探り、自分自身の内面や状況の面白さなどを発見するワークショップです。このプログラムを通じて、人とのコミュニケーションの在り方や自分にとってのベターなコミュニケーションについて考え、気づくことができます。 15:00~18:00 D.『アナタとワタシ – らくらく?もやもや?』 【メンバー】菊池ゆみこ(俳優) 【主な対象】高校生以上の演劇未経験もしくは初心者の方 自分のカラダ、相手のカラダの声に耳すませることで、ふだんのコミュニケーションをちょっとラクに、そしてちょっと効果的にすることを狙いとしたワークショップです。俳優として日々感じたコト、疑問に思ったことから作りだしたワークショップです。インターネット等カラダを伴わないコミュニケーション全盛の今。この演劇ワークショップでは「コミュニケーションするカラダ」を探し、学校・会社・家庭などあらゆる場で求められるコミュニケーションをより豊かにすることをめざします。参加者の皆さんと一緒に私もいろんな発見をしていきたいと思います。どうぞお気軽にご参加ください! ◆5月8日(日) 11:00~14:00 E.『WAになってわたそう、輪でつなぐ和』 【メンバー】綾田將一(terrace) 【主な対象】一般の方 まず、みんなで輪をつくります。輪になることから始めるワークショップです。コミュニケーションは連鎖します。自分に嫌なことがあると、他人に嫌なことをしてしまったりする。不快より、快を繋げたい。「渡す⇔渡される」という行為を通して、心地よいコミュニケーションの連鎖を体感しましょう。 15:00~18:00 F.『生身ラブプラス!~恋愛シチュエーションで演劇を遊ぶ~』 【メンバー】黒澤世莉(時間堂)、齋藤晴香(青年団)、田中圭介 【主な対象】俳優、あるいは演じることに興味のある方 多くの人にとって非常に身近な「恋愛」をテーマにしたワークショップです。このプログラムを通して、参加者は自分の経験や考えを演じる役に重ね合わせ“その人ならではの表現”“自分の中にあるオリジナリティ”について自然と自覚的に考える体験ができます。そして演劇の重要なパーツである物語(戯曲)や登場人物を、演じ手自身のフィルターを通して表現することで物語の中にひそむ隠れたおもしろさを発掘し、新たな楽しみを発見することができます。そのような発見を通して、社会で与えられたそれぞれの役割の中で、自分らしさを発揮できるきっかけ作りになれば幸いです。 ◆5月22日(日) 11:00~14:00 G.『自己分析とコミュニケーションのワークショップ』 【メンバー】大池容子(青年団演出部) 【主な対象】就職活動を控えた学生、自分の進路について考えている一般の方 就職活動を控えた学生に自分の進路や適性について考えるきっかけを持ってもらうことを目的としたプログラムです。簡単なシアターゲームやグループでのシーン創作などの演劇体験を通して、自分は普段他者とどう関わりを持っているのか?そして自分とは一体どういう人間なのか?それらを客観的にとらえ、自分の特性や向き不向きを楽しみながら探っていきます。 15:00~18:00 H.『関係や環境を楽しもう!演劇創作ワークショップ』 【メンバー】小熊ヒデジ(KUDAN Project/てんぷくプロ)、木引優子(青年団)、中脇樹人 【主な対象】演劇を未経験、もしくは経験の浅い方 見慣れた空間でもよくよく見てみると、人それぞれ気になるものがあるはず。そんなみんなの“気になっちゃうもの”を集めて化学反応を起こせば、思いもよらないびっくりするものが生まれてくるかもしれません。これは自分を取り巻く環境、それに他者が関わることで自分自身や周りの人たちが変化していくことを楽しむワークショップです。日常生活で埋もれがちな視点を発見しましょう。 ◆5月29日(日) 11:00~14:00 I.シンポジウム『「越境し繋がること」をめぐる語り場』 【パネリスト】 鈴木仁也(文化庁国語課国語調査官、コミュニケーション教育推進会議オブザーバー) 布昭子(小平市立中学校学校支援コーディネーター連絡協議会会長) 武田信彦(安全インストラクター、うさぎママのパトロール教室主宰) 倉迫康史(演出家、シアターカンパニーOrt-d.d主宰、にしすがも創造舎アソシエイトアーティスト)
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近年「コミュニケーション能力」を育成するという観点で演劇やワークショップの手法が注目され、学校教育や地域活動に取り入れられるようになってきました。各地で興味深い成果をあげていると同時に、分野を越えて人々が集まる難しさに直面する例もあり、より密な関係性の構築と「学び」のあり方を共有し言語化する必要性が増しています。教育、地域、安全、そして演劇、それぞれの分野で活躍しているエキスパートたちが集い、分野を越えた人の“つながり”によって、これからの社会をどのように描いていくべきなのかを語り合います。 15:00~18:00 J.『楽しくことばバトル!たおせ!アンチ大魔王!』 【メンバー】河野悟(ユニークポイント)、北澤友美子(横浜市南瀬谷小学校放課後キッズクラブ指導員)、服部美由紀(三重県四日市市立泊山小学校教員) 【主な対象】小学4~6年生の児童、ディベートに関心のある一般の方 「好きなもの」の話をしているとき、人はとてもわくわくします。そしてその魅力が相手に伝わったときの喜びはたまらなく嬉しいものです。自分たちの好きなものをめぐって「アンチ大魔王」と対決する“ことばのカードゲーム”を通して、自分の想いや考えをことばで伝え、論理的に考える力を身につけることができます。伝える難しさ、伝わる喜びとともに、楽しみながらことばのもつ不思議な力を学べるワークショップです。またこのプログラムは学校での調べ学習、作文の書き方などにも発展させることもできます。 【主催】こまばアゴラ劇場・(有)アゴラ企画/青年団 【共催】エイブル・アート・ジャパン 【協力】うさぎママのパトロール教室、NPO法人PAVLIC <こまばアゴラ劇場 演劇ワークショップ・ファシリテーター養成講座>は、 「演劇WSをコアとした地域防犯ネットワーク構築プロジェクト」に対する、 独立行政法人科学技術振興機構(JST)の助成により運営されています。 http://10thingswecando.blog27.fc2.com/