高城さんと有安さんが奈義町に来る

2017年1月19日

岡山県奈義町での『幕が上がる』の上映会ですが、土曜日の午前中の回に高城れにさんと有安杏果さんが駆けつけてくれることになりました。
正式情報解禁前ですが、事務所のご許可をいただいたので、こちらで流します。
あくまで町民主体の行事ですので、奈義町の方の優先予約期間があり、そのあと一般の皆さんの予約を受け付ける形になるとのことです。
 奈義町からの発表をお待ちください。
岡山、鳥取など近辺のモノノフの皆さん、くれぐれも発表前に町役場に問い合わせることなどせずに、スケジュール表に予定だけ入れておいてください。

http://tikinavi.jp/?act=info_detail&info_id=79560

『愛のおわり』善通寺公演は、いよいよ今日(19日)から本番です。三回のみの上演です。ぜひ、おいでください。

http://www.seinendan.org/play/2016/10/5785

『台北ノート』も上演まで一ヶ月を切り、そろそろ一般の予約が売り止めになりそうです。お早めにご予約ください。

https://www.tpam.or.jp/2017/?program=taipei-notes

日記の続き

10月28日(金) 『ソウル市民』残りの場当たりとゲネプロ。昨日は仮設のトイレが運び込まれ、今日はカフェがオープンしていた。
 いよいよ20時、『ソウル市民』韓国公演初日なのだが、私は17時過ぎに地下鉄で金浦空港へ。20時の便で金浦から羽田へ。23時過ぎ帰宅。
この日から劇団初の海外二都市同時上演。しかも、どちらも二本立てなので、合計四本の作品が同時に海外で上演されていることになる。

『ソウル市民1919』161028

10月29日(土) 8時に家を出て、代々木の青少年センターへ。アジア・オセアニア・キャンプ大会で基調講演。終了後、講演を聴かれていた秋篠宮妃殿下と懇談。評議員とPTAという感じでICUの話などする。タクシーで三宿の病院へ。今日は母の体調もよく、少し話をする。羽田空港へ。15時40分の飛行機で金浦へ。18時金浦着。渋滞に巻き込まれ『ソウル市民1919』の初日には間に合わず。途中、日本大使館の前に警察が集まっていたので、また何かあったのかと思ったら、光化門周辺のデモが巨大化して、その周辺にまで警備が及んでいるとのこと。劇場について、楽屋でモニターを聞く。観客はずいぶん笑っている。
 植民地支配の問題をソウルで上演するのはやはり緊張する。しかし、この体験は、劇団と作品を確実に、より強固なものにする。
終演後、大学路の焼き肉屋さんで、コリペの方たちも混ざって初日乾杯。

10月30日(日) 11時に、『隣にいても一人』を演出したイ・ヨンウンさんと劇場でお茶。やはり、話題はブラックリスト問題。いまは、どちらかというとリストに入ってない方が恥ずかしい状態になってきた。名前が入っていないアーティストから、「自分が入っていないのは何かの間違いだ」「オレも入れてくれ」といった声が、なかば冗談のように出ているらしい。イ・ヨンウンさんが所属する劇団青羽の主宰キム・ガンポさんは、いまは公共ホールの芸術監督をしているので、微妙な立場のようだ。
15時、『ソウル市民』開演。終演後、すぐにソウル駅から大田へ。大田で『働く私』『さようなら』の最後のアフタートーク。観客は少し増えたけど、200名の劇場で40名程度。ここで10回公演をしたので俳優には辛い上演となった。少ない観客だったけどアフタートークはとても盛り上がった。
21時半のKTXでソウルに戻る。結局、この一週間に八回、KTXに乗った。
23時過ぎにホテルに戻って荷造り。『ソウル市民1919』の公演があと1ステージ残っているが私の韓国シリーズは終了。