平田オリザ演劇展

2015年9月26日

 やっと少し余裕が出来ました。まだ締め切りを過ぎた原稿が残っていますが、ブログを再開します。

 とりあえず、直近の一番の仕事は、平田オリザ演劇展西日本ツアーです。

http://www.seinendan.org/play/2015/03/4470

 一挙に五作品を観ることが出来ます。ぜひ、おいでください。

 日記の続き

8月13日(木) めずらしく朝からジョージタウン市内を観光。イギリス軍が築いた砲台跡、歴史博物館、孫文の住んでいた家などを巡る。砲台跡には、イギリス軍の脳天気な展示。歴史博物館にはイギリスの植民や華僑の歴史が展示されているのだが、他の民族は「植民」なのに、日本だけは「侵略」となっている。戦後70年について深く考える日々。

砲台150813

砲台2150813

マレーシア料理を堪能して、いったんホテルに戻り、さらに劇場へ。マレーシア公演初日。満員の観客。終演後、石黒先生とアフタートーク。夜、ホテルから、遅れていた対談の校正原稿送付。

8月14日(金) 朝食、原稿、プール、原稿、昼食、原稿、劇場へ。二日目、マレーシア千秋楽。動員が心配されていたが、この日もほぼ満員。これで、今回のアジアツアーは、全会場満員が確定。終演後、ジョージタウンの中心街でジョージタウンフェスティバル主催のパーティー。おいしいワインをいただく。マレーシアも急速に中進国かが進んでいる。

8月15日(土) 早朝5時、私と石黒先生とスタッフ1名のみ、先発隊で空港へ。ロビーに行くと、出迎えのタクシーが小さすぎて荷物が載りきらないことが分かる。運転手さんが親切な人で、すぐに「往復すれば大丈夫、すぐ戻ってくるから」ということになって、石黒先生だけ先に行ってもらう。ロードレーサーを持った団体がいて、そのためかこの時間からレストランが開いていた。タクシー待ちの時間に朝食。
空港に無事について、荷物の超過料金手続きもスムーズに終わりラウンジで仕事。
8時、ペナン発。時差が1時間あるので、8時40分にはバンコク国際空港に到着。チュラロンコン大学のパウィット先生が出迎えてくれる。ワゴン車でホテルへ。皆さんチェックインを済ませてからチュラロンコン大学へ。スタッフは舞台美術の進行状況のチェックに向かう。
チュラ大の教授食堂で会食。そのあと、石黒先生は工学部主催のレクチャー。私はテレビのインタビュー。さらに、ここから別行動となり夕方にホテルで再度合流。みんなでタイ料理を食べる。美味しかった。
そのまま、少し早めに空港へ。終戦の日は、マレーシアからタイへの移動で慌ただしく終わる。深夜、空港のラウンジでひたすら仕事。

8月16日(日) 深夜2時15分の便でバンコク出発、早朝7時に台北空港着。本来予定していた乗り継ぎ便が変更になって、ここで7時間待つことに。さらにラウンジで原稿書き。
14時40分台北発、19時成田着。家に着いたのは21時前。面接一件。