『暗愚小傳』追加公演決定

2014年9月27日

 アンドロイド版『変身』に続いて、『暗愚小傳』も追加公演が決まりました。ありがとうございます!

http://www.seinendan.org/play/2014/07/3564

 『暗愚小傳』は、私の作品群の中では珍しい作風で、高村光太郎の生涯を描いた作品です。また、高村と親交があり、戦前の『歴程』の最後の編集人だった私の祖父平田内蔵吉をモデルとした登場人物も出てきます。医者でもあった祖父は、軍医として沖縄戦で戦死したので、来年は没後七十年ということになります。右傾化していく『歴程』の中心にいた祖父の話は、拙著『演劇のことば』にも詳しく書きました。
戦争詩人をモチーフにしたこの作品を、この時期に再演することは大きな意味があると考えています。どうぞ、皆様、ぜひ、おいで下さい。

 日記の続きです。

9月8日~12日までは集中して稽古。午前中は、インタビューなどのプレス対応や、スーパーへの買い出しなど。午後1時から7時までが稽古。夜は原稿書きという毎日。
12日夜、豊岡JCで講演会。
13日(土)朝の列車で博多へ。午後から民間教育放送協会の講演会。阿川佐和子さんと再会。夜、懇親会。
14日(日)朝の便で、博多から伊丹空港経由で阪大へ。ロボット演劇の打ち合わせ。さらに伊丹空港から羽田へ。一週間ぶりに自宅に戻る。制作部との年に一回の飲み会。

制作ミーティング

そのあと、20年前に上演した『転校生』の同窓会。青山円形劇場の閉鎖に伴う特集企画で集まりました。夜2時くらいまで、うちで飲み会。
みんな、きちんとした大人になっていてくれて安心しました。

同窓会