東北ツアー終了

2014年7月13日

 平田オリザ演劇展東北ツアー無事終了しました。
 天候が不安定な中、たくさんのお客様にご来場いただき、本当にありがとうございました。
写真は、二演目の転換の様子と記念撮影です。

バラシ1

バラシ2

記念写真

 劇団は、8月、熊本でのアンドロイド版『三人姉妹』に向けての準備に入ります。アンドロイド版『三人姉妹』の国内での上演は、おそらくこれが最後となります。また、今回は、スケジュールの関係で、石橋亜希子に代わり、木引優子が出演して、少し演出も変わります。ぜひ、皆様、おいで下さい。

http://www.seinendan.org/play/2014/03/3507

2014_shimai03

では、これまでのブログの続き。

7月7日(月) 午前中、定例の制作ミーティング。13時半から16時半まで、杉並区富士見小学校で、教員対象のワークショップとレクチャー。アゴラに戻ってインタビュー一件。この日は珍しく、妻と母と一緒に家で夕食。家で夕食をとれるのは月に一回くらいです。

8日(火)早朝、新幹線と在来線を乗り継いで会津若松に。ホテルにチェックインしてから劇場へ。『この生は受け入れがたし』の稽古とゲネプロ。17時から18時半、以前ブログに書いたように地元の高校生と演劇人対象のワークショップ。19時から『この生は受け入れがたし』の上演。

9日(水) 朝から『走りながら眠れ』の稽古、ゲネプロ。装置を戻して『この生は受け入れがたし』の上演、また装置を戻して『走りながら眠れ』の上演。
 この三日間ほど、少しぼーっとしていたら、書かなければいけない原稿と、返信しなければならないメールが大量にたまっていることに気がつく。劇団員はバラシをする中、ホテルに帰って仕事。新作オペラの追加分、キネ旬の連載原稿など、次々脱稿して送信。

10日(木)県庁の車で奥会津の三島町へ。まず教育委員会で会議。それから、上演会場選定のための視察。『銀河鉄道の夜』の上演会場を決めてから昼食。名物の地鶏とそばをいただく。午後は、中学校と小学校の授業を見学。来年以降、ここで青年団演出部が子供たちと作品を創ります。ついでに保育所も見学。この保育園の園長先生が大学の同期でした。
 時間ができたので、温泉に案内していただく。只見川を眺めながら露天風呂につかる。最高でした。風呂上がりに、温泉の休憩所で最後の会議。
 車で郡山まで送っていただき、新幹線で盛岡へ。夜八時、仕込みの終わった劇団員と劇場で合流。ミーティングをして解散。昨晩、原稿が進んだので、ホテルの近くのベアレンビールで飲み会。このとき、別の場所では、泥酔者一名誕生。

11日(金)朝から『走りながら眠れ』の稽古、ゲネプロ。装置を変えて『この生は受け入れがたし』の稽古まで終わったところで、私は岩手大学へ。岩手大学教育学部で特別講演、そのあと先生方と懇親会。7時半、劇場に戻ってゲネプロ。皆さん、お疲れ様でした。さっそく、他の原稿の催促が来たので、また仕事。

12日(土)朝9時に劇場入り。11時、14時、18時と本番。そのたびごとにセット替えがあるので、俳優もスタッフも大変です。講談社のPR雑誌『本』の新連載原稿脱稿。
 終了後、ツアーの総打ち上げ。まだ一日ありますが、明日はバラシもあるので、今日が総打ち上げになりました。写真は、その様子。

打ち上げ

 というわけで、今日13日、やっと現実に追いつきました.これからは、できるだけさぼらずに定期的に書いていきます。