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ソウル市民三部作の完結編にあたる『ソウル市民 昭和望郷編』は、一連の作品の中核をなす文房具店一家篠崎家の、日本植民地支配下のソウル(当時の呼び名は京城)での、1929年の秋の一日の穏やかな午後を描きます。 1929年、日本国内は、関東大震災後から断続的に続く不景気から抜け出しきれずに、重苦しい空気に包まれていました。しかし、植民地下の京城では、相次ぐ大型百貨店の開店など、本格的な大衆消費社会の到来が始まり、ある種のにぎわいを見せ始めていたのでした。 |
●ものがたり●出演者
1929年、日本の植民地支配下のソウル(当時の呼び名は京城)に暮らす、文房具商の篠崎一家。この街で、最も古くから商売を続けるこの店にも、大衆消費社会の波が押し寄せ、新しい経営感覚が求められていた。
この家の長女寿美子には、アメリカ帰りの新進企業家との縁談が持ち上がっているが、寿美子はどうも、この新しいタイプの経済人を好きになれない。
長男の真一は、精神を病んで、入退院を繰り返しているのだが、本当は家督を継ぎたくないための仮病ではないかと疑われている。
この家の書生で、京城帝国大学の第一期卒業生として、朝鮮総督府にこの4月から勤めるようになった李齊源は、朝鮮人のエリートとして植民地支配に協力することに悩む。
おりしも、満蒙地域との文化交流を目指す「満蒙文化交流青年会」の一団が、篠崎家を訪れる。
それぞれの思いを胸に秘めながら、京城の秋の一日は、ゆっくりと過ぎていく。
寿美子の婚約者 書生 |
篠崎寿美子・・・ 篠崎清子・・・ 篠崎真一・・・ 篠崎嘉子・・・ 篠崎幸平・・・ 西宮愛子・・・ 西宮太郎・・・ 篠崎吉二郎・・・ 篠崎佐江子・・・ 袴田宗五郎・・・ 芦田虎之助・・・ 植田哲夫・・・ 李 齊源・・・ |
井上三奈子 福士史麻 松井 周 荻野友里 山本雅幸 高橋智子 小林 智 永井秀樹 森内美由紀 古舘寛治 河村竜也 古屋隆太 キム・ミンソ |
女中 朝鮮人女中 印刷屋 満蒙文化交流青年会 看護婦 もう一人の看護婦 |
須田・・・ 横山・・・ 孫美麗・・・ 趙 文子・・・ 堀田由美子・・・ 堀田時次郎・・・ 呉竹菊之丞・・・ 人見木綿子・・・ 石井パク・・・ 楼蘭真理・・・ 平岩康子・・・ 相馬すずえ・・・ |
工藤倫子 鈴木智香子 長野 海 渡辺香奈 山口ゆかり 大竹 直 山本裕子 村田牧子 二反田幸平 端田新菜 後藤麻美 堀 夏子 |