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ヨムゲキシリーズ 『冒険王』
1980年のイスタンブールの安宿、
日本人のバッグパッカーたちのたまり場になっている部屋が舞台。
ソビエトのアフガニスタン侵攻と、テヘランの学生たちによる
アメリカ大使館占拠事件で足止めを食らった日本人旅行者たちの
怠惰な日々が描かれる。
行き場を失い、放浪の果てに感受性も麻痺してしまった若者たちの、
非日常と日常の境界線を描く。
平田の16歳での世界旅行中の体験談を元にした自伝的作品。
2001年 \1050(税込) ISBN4-89987-056-6 C0074
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ヨムゲキシリーズ 『バルカン動物園』
科学シリーズの第3弾。2010年の科学実験室を描く。
ヨーロッパでの大戦争で植物状態になったイスラム人科学者の生きた脳を、
受け入れるかどうかが問題となっている。
脳の問題を通じて、人間とは何か、自己と他者を区別するものとは何かを
問いかける作品。
壮大で暴力的でさえある科学的議論と、若き科学者たちの現実生活が、
絶妙の対比で描かれる。
2001年 \1050(税込) ISBN 4-89987-055-8 C0074
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ヨムゲキシリーズ 『ソウル市民』
1909年、韓国を完全に植民地化する前年のソウルに暮らす、
日本人の商家の、ある一日の午後を描く。
文房具店の居間を舞台に、そこを通り過ぎる様々な人々によって無邪気に
交わされる会話の中から、植民地に暮らす人々の意識下の差別意識や
優越感が浮かび上がる。
89年初演以降、青年団の代表作として、93年には韓国ソウル、プサンで公演
を行うなど、再演を続けてきた作品。
題名の『ソウル市民』は、ジェームス・ジョイスの『ダブリン市民』から
とられている。
1999年 \1050(税込)
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ヨムゲキシリーズ 『カガクするココロ』
『北限の猿』『バルカン動物園』と続く平田オリザ科学シリーズの
記念すべき第一作。
猿を人間に進化させるプロジェクトを研究している最先端の生物学実験室。
隣接する学生のたまり場で交わされるたわいもない会話を通じて、
生命倫理や進化の問題を考える作品。
人類の進化に関わる最先端の研究に従事しながら、実際には恋愛や進路など、
ごく私的な悩みを抱える科学者たちの群像を描く。
日本の現代の若者の姿を描く作品として、数多くの大学の演劇科などで上演
され続けている。
1999年 \1050(税込)
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ヨムゲキシリーズ 『北限の猿』
『カガクするココロ』に続く、科学シリーズ第2弾。
『カガクするココロ』と同じ実験室の10年後が描かれている。
猿を人間に進化させるプロジェクトは、随分と進展しているが、
そこに集う科学者たちは、あいかわらず自分の日常の細々としたことに
振り回されて生活を続けている。
日本が世界に誇る霊長類研究の成果をふんだんに取り入れ、人間とは何かを
問いかける作品。
1999年 \1050(税込)
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