文学座と青年団は、これまでも、平田オリザ作品が文学座アトリエ公演で取り上げられるなど、劇団員個々のレベルで親密な関係を続けてきました。また近年は、坂口、平田両名をはじめ、桜美林大学総合文化学群に、両劇団から多くの教員を派遣し運営の中核を担うなど、多彩な交流も行ってきました。
 さらに、両劇団は、どちらも小竹向原に小さなアトリエを持ち、そこを拠点として若手を中心とした自主企画を、積極的に展開しています。
 このような経緯をふまえ、この度、若手育成を目的として、両劇団が相互交流を促進する実験を開始することで合意しました。今回の企画は、今後のさらなる継続的な相互交流を目指す第一ステップとして、集中的に交流企画を三つの劇場で上演するものです。

坂口芳貞(文学座)・平田オリザ(青年団)
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文学座+青年団自主企画交流シリーズ第一弾
主催/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 共催/文学座・青年団


チェンジングルーム | 忠臣蔵 | 職さがし | | お月さまへようこそ | 地下室
チケットインフォメーション | 会場へのアクセス



●こまばアゴラ劇場 〜『チェンジングルーム』『忠臣蔵』『職さがし』


『チェンジングルーム』 2006年5月10日(水)〜14日(日)

演出:桜井秀峰(青年団)
作:デイヴィッド・ストーリー 翻訳:坂口玲子

1971年英国ロイヤルコート劇場で世界初演、その後グローブ座での上演を経て、1973年にはブロードウェイにも進出。日本では文学座の坂口芳貞氏演出により1983年に文学座アトリエ、1989年紀伊國屋ホールにおいて上演され、好評を博した。とある炭鉱の街で行われているラグビーの試合当日の更衣室(The Changing Room)を舞台に、それぞれの人生を背負いながらも一つの目的に向かって遮二無二走り続ける男達の物語。

出演: ◎=文学座 ★=青年団
芦原健介(スロウライダー)、井上幸太郎、太田宏、鍛治直人、河村竜也、 佐藤誠、椎原克知、島田曜蔵、下薗琢磨、菅原直樹、高橋克明、田中美央(俳優座)、田上豊(田上パル)、 田原礼子、西村和宏、バビィ(桃唄309)、山田宏平(山の手事情社)、山本裕子、山谷典子、 横山祥二、好宮温太郎(タテヨコ企画)、渡辺陽介(フラジャイル)

スタッフ=舞台美術:田中英一 ベンチ制作:速水盛太郎 照明:伊藤泰行 宣伝美術:ドラゴン・ヤー 写真:山本尚明 ダイアローグライター:工藤千夏 制作:佐藤誠

■上演スケジュール
5月 10日[水] 11日[木] 12日[金] 13日[土] 14日[日]
14:00
15:00
18:00
19:30
受付開始は開演の60分前。
開場は開演の20分前。



『忠臣蔵』 2006年5月16日(火)〜21日(日)

演出:戌井市郎(文学座) 作:平田オリザ(青年団)

赤穂浪士討ち入り事件以来、様々な形で上演されてきた『忠臣蔵』。 日本人になじみ深いこの物語を、平田オリザが日本人のコミュニケーションの形に焦点をあてて再創造した作品。1999年の初演(演出:宮城聰)は、第2回シアターオリンピックスで、清水港を舞台に壮大な野外群集劇として観客を魅了した。2000年、静岡芸術劇場では7人の男優により、会話の魅力、面白さを堪能できる室内劇へと変貌。2001年、新国立劇場(BeSeTo演劇祭参加)にて上演。2005年6月に戌井市郎演出によりサイスタジオコモネにて上演された。また、青年団では『忠臣蔵・OL編』として全国各地で上演を行っている。

出演: ◎=文学座 ★=青年団
外山誠二、高瀬哲朗、岡本正巳、中村彰男、吉野正弘、横山祥二、岸槌隆至

スタッフ=美術:神田真 照明:賀澤礼子 音響効果:望月勲 舞台監督:富田稔英

■上演スケジュール
5月 16日[火] 17日[水] 18日[木] 19日[金] 20日[土] 21日[日]
13:30
14:00
18:30
19:30
受付開始・開場は開演の30分前。



青年団国際演劇交流プロジェクト2006
『職さがし』 2006年5月26日(金)〜31日(水)

演出:アルノー・ムニエ
作:ミシェル・ヴィナヴェール 翻訳:藤井慎太郎

職を失い、ある企業の管理職のポストを得るために面接を受けている男。その一方で、左翼かぶれの娘と夫が、安定した職を失ったことに耐えることができない妻と対立する。人間心理や時間経過が実験的に究極まで細分化され、時間軸そして空間軸が交差する中で、言葉が生みだされた瞬間の現実が明らかにされていく。
この10月、フランスで二番目に重要な劇場である「シャイヨー国立劇場」で、平田オリザの戯曲『ソウル市民』を演出することになっているアルノー氏が、上演に先立って、日本社会を内側から感じるべく来日し挑む意欲作。

出演: ◎=文学座 ★=青年団
高橋広司、永井秀樹、石橋亜希子、山口ゆかり

スタッフ=舞台監督:鈴木健介 美術:カミーユ・デュシュマン 照明:フレデリック・グルダン、西本彩 音響:バンジャマン・ジョソー、藪公美子 衣裳:有賀千鶴 宣伝美術:京 宣伝イラスト:後藤周太郎 演出助手:吉田小夏 制作:カリーヌ・ブランシュロ、松尾洋一郎、西山葉子 通訳:斉藤チカコ 総合プロデューサー:平田オリザ
共同制作:La Compagnie de la Mauvaise Graine
後援:AFAA(Association Française d'Action Artistique)
Le Ministère de la Culture et de la Communication
Région Ile-de-France

■上演スケジュール
5月 26日[金] 27日[土] 28日[日] 29日[月] 30日[火] 31日[水]
15:00
19:00
19:30
受付開始は開演の60分前
開場は開演の30分前
○ポストパフォーマンストーク
5月29日(月)19:30の回終演後
「フランス現代演劇と文学座+青年団の出会い」
パネリスト:アルノー・ムニエ、藤井慎太郎
『職さがし』俳優陣(高橋広司、永井秀樹、石橋亜希子、山口ゆかり

○シンポジウム
5月30日(火)19:30の回終演後
「フランスで上演される『ソウル市民』シリーズについて」
パネリスト:
アルノー・ムニエ(2006年10月シャイヨー国立劇場にて『ソウル市民』を演出予定)、フレデリック・フィスバック(2005年12月シアタートラムにて『ソウル市民』を演出/2006年7月アヴィニョン演劇祭にて同作品を演出予定)、フランク・ディメック(2007年5月マルセイユ国立劇場にて『ソウル市民1919』を演出予定)、平田オリザ(『ソウル市民』シリーズ作者)

※『職さがし』公演チケット(半券を含む)をお持ちのお客様はどなたでも無料でご観覧いただけます。どうぞあわせてお楽しみ下さい。(ご予約は不要ですが、混雑時はお立ち見となる場合がございますので、予めご了承下さい。)

●サイスタジオコモネAスタジオ 〜『卵』『お月さまへようこそ』


『卵』 2006年5月11日(木)〜17日(水)

演出:藤原新平(文学座) 作:李康白 翻訳:金承福

韓国演劇界のみならず、海外での評価も高い李康白が、支配者と被支配者の関係を寓話として描いた風刺喜劇。1972年、コリアナ劇場(演出:イム・ジュンビン)で上演され、話題を呼んだ作品。権力交代のからくりと、民衆自身が判断出来ず、意思決定できない不甲斐なさを主題に、本公演のために、これまでの翻訳を改訂し上演する。

出演: ◎=文学座 ★=青年団
林秀樹、戸井田稔、神野崇、村井まどか、安倍健太郎、反田孝幸

スタッフ=舞台美術:藤野級井 照明:賀澤礼子 音響:原島正治 音響オペレーター:増田翔平 舞台監督:乗峯雅寛

■上演スケジュール
5月 11日[木] 12日[金] 13日[土] 14日[日] 15日[月] 16日[火] 17日[水]
14:00
15:00
19:00
受付開始は開演の60分前
開場は開演の30分前。
○14日(日)終演後(15:30頃)、シンポジウムがあります。(パネリスト:藤原新平・李康白・別役実)
※シンポジウムには別途入場料500円が必要です。詳細は青年団へお問い合せください。



『お月さまへようこそ』 2006年5月25日(木)〜31日(水)

演出:森さゆ里(文学座) 作:ジョン・パトリック・シャンリィ 翻訳:鈴木小百合

『赤いコート』『どん底』『西部劇』『喜びの孤独な衝動』『星降る夜に出掛けよう』『お月さまへようこそ』の6話で構成されるオムニバス作品。作者のジョン・パトリック・シャンリィは、1950年ニューヨーク生まれ。殺伐とした都会に生きる孤独で傷つきやすい人々を暖かいまなざしで描く彼の作品は、都会に住む人々に圧倒的な支持を得ている。

出演: ◎=文学座 ★=青年団
浅地直樹、長野海、中川雅子、醍醐貢介、村田牧子、奥山美代子、二反田幸平、佐藤麻衣子、愛佳、山崎美貴、能島瑞穂、三室友紀、田中由美子、田中宏樹

スタッフ=舞台美術:乗峯雅寛 照明:中山奈美 音響:山崎純一 小道具:藤野級井

■上演スケジュール
5月 25日[木] 26日[金] 27日[土] 28日[日] 29日[月] 30日[火] 31日[水]
14:00
19:00
受付開始は開演の60分前。
開場は開演の30分前。


●アトリエ春風舎 〜『地下室』


『地下室』 2006年5月18日(木)〜28日(日)

作・演出:松井周(青年団)

処女作『通過』では、平凡な家族が一人の男の暴力に支配され、崩壊する様がリアルに描かれ、前作『ワールドプレミア』では、人間の「記憶」が混合、交換、捏造される様が白昼夢のようなタッチで上演された。
本作は、空虚な現代社会に生きながらも拠り所を求め、信念を持ちながらも疲弊していく「人間」を真正面から描き、「日常」と「非日常」は地続きであることを証明しようと試みる意欲作。
処女作・第二作が劇作家協会新人戯曲賞に連続して入賞するなど、作家として客観的評価を得つつある松井周の新作上演である。

出演: ◎=文学座 ★=青年団
大竹直、征矢かおる、たむらみずほ、辻美奈子、得丸伸二、古舘寛治、古屋隆太、堀夏子、山本雅幸、頼経明子
(※古舘寛治の「舘」は「舎」へんに「官」)

スタッフ=美術:杉山至×突貫屋 照明:西本彩 衣装:小松陽佳留 舞台監督:小林智 宣伝美術:京 制作:林真智子、武藤真弓 総合プロデューサー:平田オリザ

■上演スケジュール
5月 18日[木] 19日[金] 20日[土] 21日[日] 22日[月] 23日[火] 24日[水] 25日[木] 26日[金] 27日[土] 28日[日]
15:00

19:00
19:30
20:00
受付開始は開演の30分前
開場は開演の20分前
○19日(金)・24日(水)19:30の回終演後、ポストパフォーマンストークがあります。
ゲスト 19日:山中隆次郎(スロウライダー) 24日:岡田利規(チェルフィッチュ)
トークは、それぞれの回をご覧になったお客様のみ、ご入場いただけます。

好評につき、追加公演を決定いたしました。
28日(日)19:00開演です。

●チケットインフォメーション

チケット料金
予約・当日共
一般 3,000円 学生 2,500円(要学生証提示)
(日時指定・全席自由・整理番号付)

通し券 9,000円
全演目を1回ずつご観劇いただけます。
全演目の観劇料18,000円が9,000円となり、大変お得です。(一般の方ですと4演目以上の観劇で元が取れることになります。)
ご予約の際に、初回ご観劇日をご指定ください。 初回ご観劇日に、会場受付にて一括で料金をお支払いください。
通し券のお取り扱い先は、青年団のみとなります

※それぞれの演目は、芸術通過地域ARTS(アーツ)でもご観劇いただけます。(1ARTS=1円)
ARTSとは、桜美林大学内の演劇施設で施行された地域通過です。
チケット取扱い
お問い合せ
青年団 03-3469-9107
文学座 03-3351-7265 http://www.bungakuza.com

オンラインチケット販売はこちらから


本企画は、こまばアゴラ劇場支援会員特典をご利用いただけます

こまばアゴラ劇場支援会員についての詳細・支援会員の方の観劇予約は、こまばアゴラ劇場WEBサイトをご覧ください。
>>劇場支援会員の申込はこちらから

●会場へのアクセス

■こまばアゴラ劇場 『チェンジングルーム』『忠臣蔵』『職さがし』

以下、こまばアゴラ劇場サイトをご参照ください。
http://www.komaba-agora.com/access.html


■サイスタジオコモネAスタジオ 『卵』『お月さまへようこそ』
■アトリエ春風舎 『地下室』

以下の地図をご参照ください。